2009年11月14日土曜日、ドライブと先日購入した Nikon D5000 の初撮影を兼ね、山梨県は富士山の麓にある富士五湖へ紅葉と野鳥観察に行ってきました。
あいにくの空模様で富士山を望むことはできませんでしたが、河口湖や西湖の紅葉と西湖野鳥の森公園にてのんびりした休日を過ごすことができました。
秋の雨上がり、もみじ回廊(もみじかいろう)を目指す。
あいにくの雨だからか連休前の土曜日だからか中央自動車道は行きも帰りも一切渋滞していませんでした。中央自動車道の河口湖ICを降り、最初に目指したのは河口湖の紅葉回廊。
ナビやネットの情報では具体的な場所がわからなかったので、河口湖付近の駐車場に止め休憩することにしました。
曇っていたものの、降っていた雨は止んで柔らかく心地の良い日差しが差し込んでいました。紅葉した落ち葉に降り溜まった雨がとてもきれいでした。
ここからも富士山が望めるはずだったのですが、分厚い雲がかかっていてまったく姿をみることはできませんでした。
もみじ回廊
人々が歩く方向に向かい、しばらく歩くと「もみじ回廊」の行き先を示す看板が見つかりました。
天気は快方に向かい、もみじ回廊に着く頃には日差しも幾分か強くなりほんのり暖かくなってきました。もみじ回廊は、空の青や大地の緑に映える紅葉の赤が印象的でした。
若干緑の葉が多いところは残念でしたが、紅葉や銀杏の黄葉の絨毯を満喫できました。
河口湖を少し散策したあと駐車場へ戻り、次の目的地である西湖 野鳥の森公園(さいこ・やちょうのもりこうえん)へと、河口湖沿線の道路をひたすら走りました。
西湖(さいこ)でちょっと寄り道
河口湖の西には西湖があり、目的地はさらにその西の西湖野鳥の森公園でした。
野鳥の森公園へと車を走らせていると、西湖が見えてきました。
海のような青緑を放つ湖面と対岸の紅葉が印象的だったので駐車場に車を止め、湖に降りてみることにしました。
西湖は雨は止んだもののあいにくの曇り空でしたが、この微妙な天気が写真に花を添えてくれました。
西湖の印象としては、河口湖と違ってほとんど人影もなく、ひっそりとした印象でした。釣り人向けに書かれた看板もあり、観光するというよりは釣りを楽しむ場所といった感じでした。
西湖 野鳥の森公園(やちょうのもりこうえん)
西湖を後にして、本来の目的地である「野鳥の森公園」にたどり着きました。野鳥の森公園は、西湖よりさらに少し西に入ったところにある野鳥が見れる公園です。
野鳥の森公園も木々がほのかに赤く色づいていました。事前に調べた情報によれば既に紅葉のピークは過ぎたということでしたが十分きれいでした。ここでは野鳥のために餌箱が設けられており、待っていると野鳥が餌を食べにくる様子が観察できました。
少々雨も降り始めていましたが傘が必要なほどではなく、バードウォッチング室や屋外から野鳥観察が楽しめました。公園の資料によると、ここには60種類以上の野鳥が生息しているらしいです。
小海公園(こうみこうえん)
野鳥の森公園も楽しみ帰宅を始めましたが、ふと観光のおみやげを買っていないことに気付きました。おみやげ屋さんがありそうな場所で車を止めたのがここ小海公園でした。
河口湖岸のひろびろとした芝生の公園だということですが、時間も迫っていることから買い物や写真撮影を済ませ足早に帰路に着くことにしました。
撮影ノート
今回は、紅葉の「みごろ」から外れた場所が目的地だったうえに、天候はあいにくの雨予報でした。「Nikon D5000の試し撮りだから欲は言うまい・・・」と思っていたのですが、予想を大きく外して楽しい撮影旅行となりました。
コンパクトデジタルカメラと違って、やはりレンズが大きいデジタル一眼は綺麗に撮れますね。旅行が趣味の方は、エントリーモデルで問題ないのでデジタル一眼をおすすめします。
二度とで会えない瞬間をデジタル一眼で切り取りましょう。
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