金星の太陽面通過を見るため、晴れ間を求め長野県へ!

金星の太陽面通過 天体写真
金星の太陽面通過

2012年6月6日は金星が太陽の正面を通過するという珍しい天体現象が見られる日でした。今回を見逃すと次は2117年12月11日というのですから、これは見逃すことはできません。ところが関東地方は雨の予報、東京神奈川での観測は無理そうです。

各地の天気予報を見ていると長野県が曇りか晴れ間かという予報だったので、もしこっちが雨だったら車で長野県の方まで行ってみようと考えました。過去の経験から、多少曇っていたとしても太陽なら見れると分かっていたからです。

朝は予報通りの雨空

太陽撮影は絶望的な暑い雲
太陽撮影は絶望的な暑い雲

当日の朝、天気予報が外れて晴れ間がのぞけばいいなと思っていましたが、残念ながらうっすらと雨が降っていて太陽を見るのは難しそうでした。

天気予報を確認すると、長野で晴れ間が見込めそうだったので、作戦通り車で長野に向かうことにしました。

高速道路で長野方面へ

晴れ間を目指して移動
晴れ間を目指して移動

高速道路で移動開始。長野方面に向かってはいるものの、太陽が見えて写真を撮ることができる場所があれば何処でもいいので、天気の様子をうかがいながら高速道路をひた走りました。

長野県に入ったあたりから次第に晴れ間が多くなってきて、前の車に太陽姿が反射したりするのを見て嬉しくなりながら撮影ポイントを探して走る続けました。

観測地点を諏訪湖SAに決定

雲がかかった諏訪湖
雲がかかった諏訪湖

既に金星の太陽面通過が始まっている時間だったことと、多少曇っていても太陽の撮影ができることは経験済みだったので、諏訪湖SAで休憩しつつ金星の太陽面通過を見る事にしました。

SAなら写真撮る場所探しにも困りませんから。

金星の太陽面通過が見れました!

雲越しに太陽を撮影中
雲越しに太陽を撮影中

諏訪湖SAに到着した時は、上の写真の様にまだまだ雲が多めでしたがしっかりと太陽の前を通過する金星の姿を写真に撮ることが出来ました。

晴れ間が増し、太陽がくっきり撮影できる様になってきました。
晴れ間が増し、太陽がくっきり撮影できる様になってきました。

上の写真真ん中の白い大きな丸が太陽で、大きな丸の中の右上にある黒い1mmくらいの丸が、太陽の前を通過する金星です。天体に興味ない人が聞いたら「こんなの見る為に長野まで来たの!?」と言われてしまいそうなほど地味な天体ショーです(笑)

雲がかかるも金星はしっかり見えています
雲がかかるも金星はしっかり見えています

時折、厚い雲が通り太陽が見にくくなるものの、太陽面を通過する金星ははっきりと見えていました。

金星は太陽の端に到達しました
金星は太陽の端に到達しました

そして金星は無事に太陽面を通過しました(^_^)

長野まで来てよかったです。

天気は曇りから徐々に晴れへ
天気は曇りから徐々に晴れへ

金星の太陽面通過が終わる頃には、諏訪湖SA上空も晴れ間が広がっていました。せっかくなので諏訪湖の景色を楽しんでから帰宅しました。とても楽しく貴重な体験ができた一日でした。

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