2010年1月30日、静岡県にある朝日瀧(あさひだき)を観光してきました。
静岡県の滝と言えば白糸の滝(しらいとのたき)を始め、音止の滝(おとどめのたき)や陣馬の滝(じんばのたき)が有名ですが、ここ朝日瀧も規模こそ小さいもののとても和める観光地でした。
朝日滝は白糸の滝とセット観光がお勧め
朝日滝は、土曜日の昼前に訪れたにもかかわらず30分の滞在ですれ違った人は一人だけという、まさに穴場の観光地でした。近隣に食事処やお土産屋さんは全くないので、食事を持参するか他の観光地とセットで回る必要があります。
朝日滝は白糸の滝から車で5分程度の距離にあり、30分程度あれば十分に観光できますので、白糸の滝とセットで観光するのがお勧めです。白糸の滝ならお土産やさんや食事処がたくさんあります。
熊久保農村公園から望む朝日瀧
インターネットで調べた限りでは正確な場所がわからずたどり着けるか不安でしたが、半野発電所の近くという情報を頼りにたどり着くことができました。
写真の手前下側、馬の乗り物が置いてある場所が熊久保農村公園(くまくぼのうそんこうえん)で、右上の奥に見えるのが朝日瀧です。ひっそりある様でその落差は20mという雄大な縦長の滝です。
朝日滝の右手には雄大な富士山がお出迎え
この日は天候に恵まれ、右手には雲ひとつない青空と日本を象徴する壮大な富士山を望むことができました。
日の光を浴びて白く光る富士の雪景色はとても印象的でした。
朝日滝の左手にはひっそりと朝日小瀧が流れていました
また、その左手には朝日小瀧(あさひこだき)がさりげないスケールで流れていました。
気付かず素通りしてしまう人が多いためか、「朝日小滝」と立て札まで立てられていました。たしかに、描いていなかったら朝日滝本体しか目に入らなかったと思います。
公園を進むと朝日瀧の全貌が明らかに
熊久保農村公園を奥へ進むと朝日瀧の全貌が姿を現しました。落差20mの姿は、縦に構えて引いて写さないと写真に収めきれない程壮大なものでした。
近づくについれ流れ落ちる水の音がどんどん大きくなってきました。やはり高さのある滝は音も壮大なスケールです。
急な階段を上り落下口へ
朝日瀧では脇道にそれたところに階段が設けられており、落下口付近まで上れるようになっています。この写真は階段を上りきったところから下方を撮影した写真です。
かなり急な階段ですが途中に手すりもないため、高所が苦手な方や足腰が弱いかたは上るのを避けた方が無難です。下りは少し怖かったです。
野鳥も朝日滝を見物中
階段を上っている途中、野鳥の声がする方向に目をむけると、小枝に一羽の野鳥が止まっていました。これはモズでしょうか・・。
遠かったのでいい写真は撮れませんでしたが、じっと朝日滝の方を見つめていました。
落下口付近を間近で
階段を上りきると、目の前に朝日滝の壁が広がります。
写真は実際目で見るよりズームしてはいますが、このように間近で滝を見ることができます。目線を少し上にやれば、もうそこは朝日瀧の落下口です。
水しぶきの霧が降り注ぐとても癒される空間でした。まだ2月に入ろうかという寒い日でしたが、日差しは暖かく気持ちよく滝を見ることができました。
晴れた冬の空が滝をきれいに照らし出していました
朝日滝の上空は雲がカーテンの様に薄く敷かれ、柔らかくもキラキラした日差しでした。
この柔らかい日差しが朝日滝をはっきりと照らし、とても気持ちの良い観光日よりとなりました。
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